おれの恋愛は大学までで終わったのかもしれない。
本当に愛する人を見つけた大学3年の夏。
周りから見てもラブラブカップルだった。
ただその関係に自惚れすぎていてのかもしれない。
変化を望む彼女と、このままがいい僕。
対立のうえ、浮気をされて、sns全てをブロックさらて別れという史上最悪の別れ方をした。
その後抜け殻のようになった僕は、女性不審になり、恋の恐ろしさをみに沁みて感じ、塞ぎ込んだ生活を送るようになった。何度も夢に見て、食欲もなくなりかなり傷心した時期もあったが、時は待ってくれず、大学卒業に向けた単位・卒論そして就職と時の流れは傷ついた僕を待ってはくれなかった。ただバタバタと動いていたことで少しずつではあるが最愛の彼女のことは自然と忘れていった、いや忘れていこうと、忘れないと何も動けないと思い、徐々に思い出す回数は減っていった。そして社会人になり、環境や住むところも変わってようやく新しい恋を始めようと決意を固めた。これからのお話はそんな恋を忘れてしまった、忘れようとした僕の新しい恋の物語である
1.同級生